STEYR-AUG (Wikipediaより)
見た目が非常に特徴的で、東京マルイさんもモデルアップしている、オーストリア Steyr Mannlicher(シュタイヤー・マンリヒャー)社のブルパップ式アサルトライフル「AUG」。
1977年にオーストリア連邦軍歩兵用小銃に制式採用されました。
そんなシュタイヤー社でラインナップされている唯一のオートマチックピストルがL9A2です。
シュタイヤー社が一種類しかハンドガンを作っていないと言うのは意外です。
逆にライフルのラインナップは充実しているので、そちらが主体なんですね。
一説では、日本で初めてSTEYRを紹介した人が無理やりローマ字読みでステアーにしたため、昔ながらに日本のトイガン界では「STEYR」をステアーと呼んでいるらしい。
で、マルイさんはステアー表記ですが、KSCさんはスタイヤー表記。
ただ、ドイツ語読みではシュタイヤー、英語読みではステイアーに近い発音とされているので、当サイトではシュタイヤーと呼びます。
で、2019年に開発されたL9-A2は、1999年に発表された「シュタイヤーM」の第四世代モデル。
シュタイヤーMは、同じオーストリアのグロツクを意識した・・・と言うか、完全に2匹目のドジョウを狙ってる感のあるポリマーフレーム・オートで、システム的にも良く似た構造をしています。
まあ、外観は癖つよな見た目ですが。
名称「L9-A2 MF」の意味は、Lは3種類ある銃のサイズの中での大型を指し、9は9mm口径。
A2は改良型を指します(コルトM1911A1の様に)が、第3世代モデルでも名称がA1のままだったので、第4世代はA2になります。
MFは、モジュラーフレームの略です。