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ショットガンと言えばアクション映画等でお馴染みの様にポンプアクションで、グァッシャコンッとシェルをチャンバーに送り込むシーンが思い浮かびますよねえ。
代表的にのはレミントンM870でしょうか。
しかしショットガンの中には、オートマチックタイプも存在します。
これも代表的なのはレミントンM1100でしょう。
この銃をモデルアップしたエアガンが、マルゼンM1100です。
現在国産で、ショットシェルの排莢アクションが楽しめる
オートマチック・ショットガンはこのマルゼンM1100だけです。
まさに貴重な存在。
ブローバック ガスガン
固定ホップアップシステム
全長 520mm
重量 1850g
装弾数 ショットシェル3発 (シェルにBB弾1~9発装てん可)
価格 20、790円
マルゼンM1100のスタンダードタイプM1100の前後を切り詰めて、4面マウントレイルを装着されているのがM1100リヴィジョンです。
CQBタクティカルモデルって感じですが、ショットガンのくせにマウントレイルを装備して、さっさと光学機器を取り付けろ!!と言われてるみたいなので、早速オープンタイプのドットサイトを
装着してみました。
外観は全身プラスチックなので、質感はイマイチですがマウントレイル付きハンドガードのお蔭で、引き締まったスタイルになって、かっこいいですねー。
因みにグリップは、マルゼンお得意の繊維混入タイプのプラスチックです。
ショットシェルにはBB弾が1~9発装てん出来ます。
9発目を入れた状態が、手前のシェル。もういっぱい。
シェルは、BB弾がやっと通る縦穴が、下まで貫通しています。
上下ともゴムパッキンで弾がこぼれるのを防いでいます。
シェルをエジェクションポートの真下、て言うか底から装てんします。
少し何かに引っ掛かりながら、たどたどしく装てんするのも、なんだかリアル。
ボルトハンドルを引くと、シェルが1発上に上がってきます。
実銃だと、これで手を放せばボルトが前進してシェルがチャンバーに送り込まれるのですが、この銃の場合はシェルはこのまま。
と言うか、ここがチャンバーと言うべきか。
とにかくシェルは写真の状態から前進しません。
ボルトのみ前進して、シェルに覆い被さり固定します。
そして撃つと、ボルトのみ後退してシェルを排出します。
しかし目は錯覚して、シェルはチャンバーに送り込まれて発射後チャンバーから引き出されて排出された様に見えます。
んー、マルゼン独特のシステムですな。
少し固いトリガーを引くと、ドガチャン!!と迫力の作動音と共に弾は発射されシェルは排出されます。
気温が低い時とか、たまに排莢不良、ジャムりますがこの銃の場合それもまたリアルに感じてしまいます。不思議な事に。
リヴィジョンのガスタンクは脱着可能なケースタイプでグリップに収納します。
まあ、普段は取り外す事もないですけど。
(最高9発だけど)
お座敷シューターとしては、こんなに嬉しい事はないですよ。
ポンプアクション・タイプは、ポンプ操作の「ガッシャン」っていう音とともに、シェルが排出されるシーンは、官能しちゃいますが弾の発射時は「バシュッ」って寂しい音なのでテンション下がっちゃうのです。
オートマチックタイプは、ポンプアクションを楽しめない代わりに発射時は迫力ある音とブローバックでシェルを排出します。
んーまさに究極の選択。
弾の飛びはBB弾1発なら、室温21度、0.2gBB弾で初速が平均76.78m/sあるので、ホップの掛かりが不安定ながら普通のガスガン並みに良くとびます。
2発発射以上は、どんどん威力は落ちていくので実用的に言えば、2~3発位まででしょうかね。
距離7mの集弾性も悪くないです。
BB弾5発発射ぐらいまでなら、ドットサイトで狙って撃つ意味はあります。
さすがに、それ以上だとまさに散弾って感じになります。
また、この銃の面白さは、モデルガン的に遊べる事でシェルにBB弾を装てんしなければ、ブローバック・ショットガンのアクションのみを楽しめます。
まさにお座敷シューター御用達の貴重ショットガン。
絶対に無くならないで欲しいものです。
7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 1発×6回
さすがに単発だと纏ってます。威力もありますし。
7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 2発×6回
BB弾2発にしても、集弾的には1発の時と同程度。
縦にぶれるのは、ホップの掛かり具合からでしょうか。
7m 半径3.5cm刻みの円 0.2gBB弾 5発×6回
BB弾5発ぐらいになると、さすがに弾は広がるのでA4コピー用紙4枚張り合わして、特製の的を作りました。
円の半径は、3.5cmずつ大きくなっています。
でもやっぱり横よりは縦に散らばってますね。
5発以上は極端に弾が散らばるので、載せませんでした。