実銃、ヘッケラー&コッホ社 MP5の登場は1960年代。
警察や軍での運用向けに開発されました。
SMGというカテゴリーながら、抜群の命中精度を誇っていたのですがその性能ゆえ、構造が複雑になり高額だったためなかなか普及しませんでした。
しかし特殊部隊の対テロ作戦等で実績をあげるにつれ採用が相次ぎ今や世界各国の軍や警察で採用されています。
で、日本の特殊部隊でも使われているのですが、ヘッケラー&コッホに「MP5-J」というモデルは無く、フランス警察向けの「MP5-F」をベースに大型のフラッシュハイダーを装備した日本向け仕様を俗称として、格好よく「MP5-j」と呼んじゃったんですね。
最初に言ったのはマルイさんか?
リコイルショック電動ガン
可変ホップアップシステム
全長 550mm~695mm(ストック伸長時)
重量 2720g
装弾数 200発(多弾マガジン)
価格 43,800円
国内の電動エアガンの歴史を創ってきたマルイさんは、MP5も早くからモデルアップされていて、バリエーションも豊富。
バージョンアップされながら、現在にいたります。
もちろん今回の「MP5-J」モデルもあります。
なので海外製のMP5電動エアガンが発売されま~す、と言われてもああ、そうですか的な感じなのですが。
それがリコイルショック電動ガンと聞けば、興味も深々と言ったところ。
なんだか急に興味が沸いてきました。
折角なのでマルイ製と比較を・・・・と思ったのですが、マルイのMP5はバージョンアップしてるとは言え、基本設計は古いので新登場してきたモデルと比べるのは、なんとも・・・・。
まあ、違いを見てみると、マルイ製(写真下側)はプラスチックが多用されていて プラ的な艶があり、質感や剛性感もそれなり。
でもセレクターや伸縮ストックのロックレバー等の操作感、スムーズに脱着できるマガジンとか、さすがマルイ製と感じる。
軽くて操作性が良く、価格も手頃。サバゲーの入門用にMP5が重宝される訳です。
対してBolt製MP5(写真右側)は、実銃と同様にアッパーレシーバーはメタルのプレス製。
ロアレシーバーは高強度のプラ製で剛性感があります。
全体的な質感も艶が消され、雰囲気が良いですね。
重量も実銃よりは軽いものの2.7kgあり、持った感じはズッシリ。
実銃のMP5A4やA5から3点射バースト機能が追加されたのでマルイ製MP5-Jは、それに合わたセレクタープリントになっています。
まあ、勿論バースト機能は無いのでただの飾りですが。
Bolt製はセーフティ、単射、連射のみのプリントです。
セレクターの操作感は、スムーズなマルイ製に比べるとBolt製は軽いけど粗削りな感触。。
エジェクションポート内のダミーボルト(カバーの様な物)は、射撃に連動して作動します。
コッキングハンドルを引いてロックすると、カバーが開いたままになるので矢印の所に見えるレバーを前後にスライドさせて、ホップ調整をします。
ストック側に引くとホップ強、銃身側に押し込むとホップ弱になります。
一応レバーの表面には、爪を引っ掛けるように窪みがあるのですがこれだと微妙な調整は難しいかな。
まあ、そもそも細かいホップ調整なんて想定していないのかもね。
精密射撃をしたい時やバッテリーの消耗を抑えたい時等は、写真の様にコッキングハンドルをいっぱいに引いてロックする事で、リコイルをOFFに出来ます。
ただ、その時には、ダミーボルトのカバーは開きっぱなしになるのがどうも気になります。
リアサイトは、H&Kではお馴染みのドラム式。4か所に穴が開けられていて 射撃距離によって、ドラムを回転させます。
左右の微調整も出来ます。
伸縮タイプのストックは、従来より大きくなった「Fストック」。
フランス警察向けMP5-Fから採用され始めたので「Fストック」と呼ばれてます。
縮めた状態から、矢印のレバーでロックを解除して伸ばします。
伸ばす途中にロック出来る部分は無いのでいっぱいに伸ばすか、縮めるかの2ポジションですね。
メタル製大型フラッシュハイダーを取り外すと、14mm逆ねじがありますのでソイレンサーを付けてみました。
ちょっとネジがタイトなんですが、マルイ製も装着できます。
マルイ製「MP5-J」には、ローマウントベース(小型タイプ)が標準装備なんですが、Bolt製には、まあ無いのでマルイ製ローマウントベースを装着してみると、ぴったりフィット。
ん~ドットサイトが似合いますな~。
ローマウントにドットサイトだと、ドットサイトを覗いた時に真ん中辺りまでフロントサイトの「輪っか」が入り込んで見えますがこれは気になる人と、そうでもない人とに分かれそう。
気になる方は、ハイマウントベースをチョイスする必要がありますね。
マガジンは200連の多弾マガジンが標準装備。
お座敷シューターとしては、「ジャラジャラ」音がしないノーマルマガジンが好みなのですが、今のところ別売でも有りません。
マルイ製マガジンに似ているので、使えれば面白そうだったのですが互換性は無いようです。
バッテリーは、7.4Vリポバッテリーをハンドガードに収めるタイプ。
・・・・・なのですが、バッテリーを収めるスペースが、かなり狭い。
工夫してバッテリーを収めないと、ハンドガードのロックピンを挿せる位置までハンドガードが収まりません。
私も半ば無理やりでしたが、何とか収まりました。
では、まずマガジンのてっぺんにある蓋をあけてBB弾を流し込みマガジン底部のゼンマイを巻き、銃に装着しますが銃本体のマガジン挿し込み口と、マガジンは非常にタイト。
マガジンを装着した後、マガジンの底部を手で押し叩いて念を押してしまうほどきついです。
最初に初速と連射サイクルを計測してみました。
ホップの調整次第で初速が随分と変わるのですが、今回のMP5の場合、威力が大きい海外仕様がメインだからか0.25gBB弾でも、ホップレバーを最弱と思われる位置にしてもホップ適正位なレベル。
ん~ホップレバーが軽く動く範囲が調節範囲だよなぁ・・・と思いながらもさらにレバーをグイッと押し込んでみたり・・・でもそれ以上は動かないのでホップ最弱位置での計測です。
0.25gBB弾で、初速は平均 81.59m/s でした。若干抑えぎみ?
連射サイクルは、リコイルショックOFFで秒間14発ほど。
リコイルONにすると、BB弾の発射とリコイルを同調させるためなのか消費電力が大きくなってしまうせいなのか、秒間13発に落ちます。
肝心のリコイルショックですが、まあ期待しすぎたと言うのもあって、そんなに強いとは思いませんが、楽しい事は確か。
マルイ製とかの8.4Vニッケル水素バッテリーよりは低電圧の7.4Vリポバッテリーを使用しますが、なかなか力強くて電動ガン特有の、トリガープルから発射までのタイムラグもあまり気にならないレベル。
フルオートは気持ち良すぎて、毎回弾が無くなるまで一気に撃ってしまうほど。
リコイルONだと作動音も複雑になり、より楽しくなる。
連射サイクルも実銃と同じくらいですしね。
集弾性も予想以上に、と言ったら失礼ですが良いですね。
もっと遠射だと暴れ気味になるかもしれませんが、この距離だと新品なのでホップが若干不安定なだけで、抜群の集弾性だと思います。
ただ、やっぱりホップ調整レバーは使い易くしてほしいですが・・・・。
あと、価格が若干割高な気がします。
同社の同じリコイルショック・タイプの、ベーシックなB4A1(M4A1)が34、800円ですので。
まあ、B4A1のレシーバーはプラ製でグレード的には下ですしMP5の質感や剛性感、射撃時の楽しさは◎。実射性能も良いのでこれ位なのかな~。
個人的には、もっとお買い得をだしてほしかったです。
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
セミオート10発
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
フルオート
リコイルショック OFF
距離 12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾
フルオート
リコイルショック ON
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