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レビュー[マルシン FNファイブセブン CO2ブローバック]

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

はじめに

マルシンからCO2ガス仕様のM1カービンが発売され、同じCO2ガス仕様の固定スライド・ハンドガンも登場しました。

そして、いよいよCO2仕様のブローバック・ハンドガンが作られると知った時には心躍りました。

まあ正直「なんでファイブセブン?」と思ったのも確かですが。

で、改めて6mmBB弾・通常ガス仕様のケースレスブローバック・ハンドガンのラインナップを見てみると・・・・・・んー既存モデルを使うとなると、これしかないか~と、妙に納得。

CO2ガス・カートリッジをマガジンに収納するとなると、ある程度幅が必要ですからねー。

全く新規からのスタートとなると、もっと発売時期が遅くなったでしょうしファイブセブンだったのは、至極必然だったのかもしれません。

となると、第2弾は・・・?、と少し不安に。

初回生産分にはCO2ガス・カートリッジ3本おまけ付きです。

実銃のファイブセブンは、ベルギーのFN社が開発したオートマチック・ピストルで、同社の短機関銃P90と同じ5.7×28mm小口径高速弾を使用します。
なのでP90使用時のサイドアーム的存在で、個人的にはそれしか考えられない個性的な形状をしています。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン
マルシン FNファイブセブン CO2
CO2ガス仕様ブローバックガスガン

可変ホップアップシステム

全長   210mm

重量   780g

装弾数     22発

価格   25000円 (税抜き)

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

外観レビュー

では、外観から・・・・

実銃のファイブセブンのスライドも、スチールの表面をプラスチックで覆っているので、トイガンとしては、表現しやすいかな。

実銃も見た目ほんとにトイガンぽい。

マルシン・ファイブセブンのスライドも、実銃と同じ二重構造なのはリアル。

スライドとフレームのプラスチックの質感が違うのですが、フレーム部分のプラスチックの艶は、もう少し控えめな方が好みでした。
ついでに欲を言うと、実銃では2013年に「Five-seveN MK2」っていう新モデルが発表されてて、スライド前部にセレイションが追加され、ボタンやレバー等の操作系が灰色から黒色に変更。

リアサイトの形状も変更されててなかなかカッコ良く変身していたので、できれば最新バージョンで登場して欲しかった。

まあ、今後に期待しましょう。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

マルシン・ウエッブサイトの商品説明によると、チャンバーの刻印クロームメッキ後サテーナ仕上げのライセンスプレート、そして初回生産限定アウターバレル先端ブルーイング処理は、日本仕様のみとのこと。

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

セイフティはアンビタイプ(左右両側から操作出来るタイプ)。

銃をグリップしてる人差し指で操作出来ますが、操作は適度に軽く節度感もあって使い易いです。

セイフティと言えば、ガバメント等のサムセイフティ(グリップしてる親指で操作出来る)に慣れ親しんでるので、最初は戸惑いますが、慣れればスムーズに操作できて便利です。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

スライドストップ・リリースレバーもベストポジションにあって、スムーズに操作できますが、マガジンキャッチ・リリースレバーは、大きくて突き出てる割りに縦長なグリップが災いして、グリップしてる親指が届き難く私の様な指の短めな人には、ちと使いづらいです。

まあ手が大きい人なら問題ないことですけど。

でもやっぱり、見た目の形以外でファイブセブンを敬遠してしまうのは、この縦長でシックリこないグリップのせいなんですよね。
まあ、実銃のファイブセブンは、その名が示す通り5.7×28mm小口径高速弾を使用するので、この弾を収めるために、グリップも縦長になってるんですけど。

なので、グリップし難い縦長グリップも5.7×28mm小口径高速弾を使用してる証・・・

これがファイブセブンなんだ!!・・・・・と思いながら撃つべし・・・と言うか、撃つしかない。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

リアサイトは上下左右調節出来る、フルアジャスタブルタイプ。

フロント・リアサイト共にホワイトドットが入れられてるので狙いやすいです。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

アンダーマウントレイルにフラッシュライトを装着してみたら、ピッタリフット。

このフラッシュライトはレプリカなのですが、そのせいかレイルの溝にライトのロックが掛からない事が多かったのですが、このファイブセブンの場合相性が良かったのかピッタリとロック出来て、気分が良い。

見た目も格段にカッコ良くなったでしょ?

んー特殊部隊ぽくていい感じかな。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

ホップ調節は、なんとマルイと同じ様なチャンバー下に設置されたダイヤル式に進化しています。

でもマルイ製と違って、フレームからスライドを外しただけでは、ダイヤルは回し難いです。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

かと言って、毎回スライドからチャンバーを外すまでして、調整するのは面倒。

正解は、スライドにはまってるチャンバーを少し前進させて、そのまま下にダイヤルが回せる位まで、ずらしてやるってのが簡単かな。

まあ、ホップ調整もそんなに頻繁にする物でもないですが。

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

そしてなんと、スライド内側にはスライドストップ・ノッチの削れ対策に金属プレートが装備されています。

新型ホップといい、ノッチ・フレートといい、なんかマルシンさん・・・

本気モードですな。

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

 

マルシン FNファイブセブン CO2ブローバックガスガン

さて、ガス・カートリッジのマガジンへの装着ですが、これは実に簡単。

マガジン底のフタを開け、カートリッジをいれてフタを強く閉めれば完了。

フタを閉める専用レンチは、ロゴやマークが入った凝った物。

ここまで高級感出さなくても・・・・と思っちゃいますねー。

実射

スライドの操作は、少し軽め。

ブローバックに関しては、CO2仕様M1カービンの作動がすごく普通だったので期待半分ってところでしたが、これは凄かった。

マルイ製のハードキックモデルのブローバックを「ビシッ!!」と表現するならこのCO2ファイブセブンは「バシッ!!」という感じ。分かり難い?

ブローバックスピード、リコイルショックや発射音など迫力が凄い。

一般的なHFC134aガスとは、ガス圧の違いを見せ付ける感じ。

もう、銃が壊れないか心配になるレベルです。

これでスライドがヘビーウエイトだったら凄い事に・・・・・・壊れるかな?

後はランニングコストが心配になりますが、今回ガスカートリッジ1本で

100発程度撃てたので、定価で言えば1本126円なので1発撃つのに1.26円ガス代がかかる事になります。

私の様なお座敷シューターが一回遊ぶにはカートリッジ1本使って丁度いい感じかな。

集弾性も劇的に良くなってます。以前のファイブセブンだと7mで的の一番外側の円に収まるのがやっと、というレベルでしたから格段の違いです。

ホップアップの完成度、というか弾の安定した飛びに関しては最近のKSCさんといい、なんかマルイさんに追い付け、追い越せ感がハンパないですなー。

という事で、ブローバックや実射性能で驚かされたファイブセブン。

こう言うとマルシンさんに失礼ですけど、今までのモデルからすれば真面目に凄い物作りすぎ・・・・かな。

ちなみに初速は、84.63m/sで、まあ当然だけど普通なセッティング。

 

距離7m  半径2cm刻みの円 0.2gBB弾 10発

 

 

 

-マルシン

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