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電動ガンのプリコッキングとは?
電動ガンの仕組みは、トリガーを引くとモーターが作動しエアポンプのピストンを引いて、引き切った所でピストンが勢いよく戻って圧縮空気を作り、その空気を噴き出してBB弾を飛ばします。
セミオート射撃(1発ずつ発射)だと、これが1サイクルでモーターが止まり作動が停止します。
これだとトリガーを引いてから圧縮空気を作り弾を発射するので、弾を発射するまでタイムラグが発生します。
トリガーを引いた瞬間に弾が発射されないのは、あまり気持ちの良い物ではありません。
ならば1発撃った後に、予めピストンをある程度引いた所で止まる様にしようと言うのがプリコッキングです。
すると次に撃つ時に、ピストンを引いている時間が短くなり、タイムラグが短縮され気持ち良く撃てると言う訳です。
プリコッキングのデメリット
プリコッキングのデメリットとしては、射撃した後は常にピストンが途中まで引かれた状態になるという事。
これはバネやピストンを動かすギアに負荷が掛かり続けていると言う事になります。
これは寿命に影響があますし、長期間そのままだとバネのヘタリも早まるでしょう。
なのでプリコッキング電動ガンには、使い終わったらプリコッキングをリリースしてピストンを元に戻すシステムが備えられています。
やり方は各メーカーによって様々で、使い易い物もあれば、面倒くさい物もあります。
でも、簡単操作のシステムでも、いつも戻し忘れてしまうのですが・・・。
戻し忘れ防止のシステムが何かあれば良いのですが。
キレッキレ・ランキング
1位 ICS LIGHTWAY DAGGER S3
ICS LIHGTWAY-DAGGER 電子トリガーSSSIII
セミ・3バースト・フルオート電動ガン
可変ホップアップシステム
全長 640mm(伸長時711mm)
重量 2,305g
装弾数 300発
価格 48,840円 (税込)
LIGHTWAY-DAGGERに搭載されている電子トリガーSSS.Ⅲは、撃ち始めの2~3発でバッテリーの電圧等を検知して、自動で最適なプリコッキング設定を行う機能を持っている優れもの。
プリコッキングのリリースも、実銃でのボルトフォアードアシストノブを押すだけと凄く便利。
ショートストローク・トリガーのフィーリングも良く、個気味良いセミオート射撃が出来ます。
ただし、この電子トリガー搭載モテルは、ベースモデルよりハイトルク・モーターや内部カスタムパーツで強化されているため、元々のレスポンスが良過ぎてプリコッキングのありがたみが、やや薄まってます。
まあ、それ程にキレッキレな気持ち良いセミオート射撃が楽しめる、電動ガンです。
2位 C.A.T. AR-15 Legend 8.5inch
C.A.T. AR-15 LEGEND 8.5 機械式可変プリコック
可変ホップアップシステム
全長 670mm(伸長時760mm)
重量 2,300g
装弾数 130発
価格 52,690円 (税込)
C.A.T.(Combat Artisan Tactical)は、有名なカスタムガンショップ「Airsoft97」監修のオリジナルブランドで、C.A.T Legendシリーズは世界初のMAPセクターギアによる機械式可変プリコッキングを搭載した電動ガンです。
プリコッキングとハイトルクなイナズマモーターの融合は、ハイレスポンスな射撃を楽しめます。
マイクロスイッチ・トリガーを装備した、カチッとした感触のあるトリガーフィーリングも独特で、良い撃ち心地を感じます。
ただ、プリコッキングのリリースに付属の調節ツールを使うのは、ちょっと面倒に感じますね。
3位 WELL PRO PPK-20
WELL PRO PPK-20 プリコックETU
セミ・3ショットバースト・フルオート プリコッキング電子トリガー電動ガン
可変ホップアップシステム
全長 610~690mm(伸長時)
重量 2,057g
装弾数 30発/90発切替可能
価格 37,500円 (税込)
プリコッキングは5段階に設定できて、中間設定でもレスポンスが良く、とても良い。
電子トリガーの設定を、トリガー操作で行うためか、バイナリートリガー時の操作性のためなのか、トリガーストロークが長い。
なのでセミオート射撃の連射では、折角のキレッキレ・レスポンスが損なわれている。
まあ、バイナリートリガーにすれば、最強!になるのですが・・・。
機械的に操作してバネをリリース出来ない仕様なのも残念。
4位 ダブルイーグル Aeroknox//15 EK-V2
Eshooter Kestrel V2電子トリガーユニット電動ガン
可変ホップアップシステム
全長 725mm(伸長時807mm)
重量 2,570g
装弾数 180発
価格 46,000円 (税別)
電子トリガーユニット「Eshooter Kestrel V2」は、説明書のQRコードからダウンロードヘージに行ってアプリをインストールし、銃とスマートホンをBluetoothで接続して各種設定を行うハイテクシステムです。
射撃モードやプリコッキング等細かい設定が可能で、プリコッキングをオフにして使用する事も出来たりと、とにかく設定が多彩。
ややトリガーストロークが長いのと、それ程強力なモーターは搭載していない事もあり、プリコッキング設定にしても1位・2位ほどのキレの良さではないですね。
プリコッキングのリリースは、スマートフォンでプリコッキング設定をオフにして、一回銃を撃つと言うやり方なので少し面倒です。
プリコッキングについて
近年は海外製電動ガンの電子化は目覚ましく、色々な機能を搭載した電子トリガー電動ガンも多くなりました。
ただ、機能ありき的な物も少なからず有ると思います。
キレキレのトリガーフィーリングを!と言う思いを叶えるプリコッキングですが、基本的な電動ガン自体の動力性能も共わないと魅力は半減してしまいます。
バランス良く性能の高い電動ガンを選べば、満足感も高いと思います。