サバイバルゲームをやってみたいけどエアガン選びが分からない時に、諸先輩方に言われるのが「マルイで揃えれば間違いない」とか「マルイ一択」と言う言葉。
そんな時のエアガン選びをブローバックガスガンに絞ってまとめてみました。
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なぜマルイ一択なのか?その訳
東京マルイは、サバイバルゲーム(サバゲー)の世界では非常に人気のあるエアソフトガンメーカーです。サバゲー初心者にとってマルイ製品が一択とされる理由はいくつかあります。
- 優れた実射性能: マルイ製のエアガンは、新品箱だしでは右に出る物は無いほど実射性能は優秀です。更に凄いのは、それが全ての製品に言えるという事。
- 信頼性と耐久性: マルイ製エアガンは、高い品質と耐久性で知られています。初心者が最初に手にするエアガンは信頼性が高く故障が少ないことが重要ですが、マルイの製品はその点で優れています。商品の品質にバラツキが無い事も、海外製エアガンとの大きな違いと言えます。
- アフターサポートとパーツの入手の容易さ : 国内最大手のマルイさんはアフターサポートと言う点でも国内トップクラスで、もし故障しても絶対直す事が出来ます。パーツの入手が容易なので、エアガンに慣れてくれば自分で直す事も出来ます。製品に問題が生じた場合でもサポートが受けられるのは初心者にとって安心材料ですね。
- 高い安全性: マルイの製品は、安全性に関しても高い基準を持っています。エアガンは適切に扱わないと危険を伴うことがありますが、マルイの製品はその点でも初心者に適しています。
- 幅広い選択肢: マルイさんは、種類豊富なエアガンを提供しています。初心者が興味を持つであろう多くのモデルや種類があり、選択肢が豊富です。
- 価格設定 : ブローバックガスガンにおいては、他メーカーより求めやすい価格設定にされています。マガジン等複数必要な時等も、安く購入できるので助かります。
これらの要因から、多くのサバゲー初心者はマルイのエアソフトガンを勧められるし、実際に選んでいます。
マルイ製ブローバックガスガンの選び方
マルイ製エアガンは全ての製品が優れていると言いましたが、全てが同一スペックと言う事ではありません。
例えばコンパクトなキャリーピストルは初速を抑えた設定にされていたり、マガジン内のガスタンク容量の違いで連射性能に差があったり、その銃の性格に合わせてブローバックの強さが違ったりします。
また、マルイ製のブローバックガスガンは、実射性能や操作性に重点を置いているので、外観の仕上げ等の見た目に関しては他メーカーに劣る部分があります。
ただ最近は、仕上に拘った製品もチラホラ出てくる様になりました。
外観や細かい仕様、実射性能に関しては各モデルのレビューページを参考にして、お気に入りの一丁を見付けて下さい。
タイプ別お勧めガスガン
全てがド派手なハンドキャノン
デザートイーグル.50AE
MARUI DESERT EAGLE .50AE CHROME STAINLESS
ブローバックガスガン
可変ホップアップシステム
全長 270mm
重量 1,110g
装弾数 27発
価格 18,800円 (税別)
大きくて重く、撃てば暴れると言う表現がピッタリな爆裂ブローバックは、全てが規格外のハンドキャノン!
それでも集弾性は、マルイ製の中でもピカイチな優等生ぶりを発揮すると言う異端児。
初速も高めな設定で、派手さと実射性能を併せ持つ激情型ブローバックガスガン。
マトリックスのエージェントが、クールにデザートイーグルを撃ちまくる様なシーンを思い浮かべて撃てば最高。
ただし大きくて重い銃なので、サバイバルゲームのサイドアームとして、腰にぶら下げる銃としては最も不向き。
選ばれるには訳がある、定番のお勧め①
グロック17 Gen.4
ブローバック ガスガン
可変ホップアップシステム
全長 202mm
重量 709g
装弾数 25発
初速 71.6~72.8m/s
価格 16,800円 (税別)
定番中の定番と言いえるグロック17。マルイ中のグロックと言っても過言ではありません。
程よいサイズと重量感で扱い易く、すっきりして凹凸が少ないスタイルは、まさにミリタリー。
鋭いブローバックでキビキビと撃てるし、大きめのガス容量で連続した射撃でも安定しています。
人気モデルだけに、実銃のモデルチェンジを追いかけてマルイさんも進化し続けてくれてます。
グロック17以外のモデル・バリエーションも豊富です。
みんな持ってるグロックだけに目新しさは無いですが、選ばれるにはそれなりの理由がありますから。
選ばれるには訳がある、定番のお勧め②
ハイキャパ D.O.R
ブローバック ガスガン
可変ホップアップシステム
全長 220mm
重量 839g
装弾数 31発
初速 平均 74.9m/s (0.2gBB弾)
価格 15,800円 (税別)
こちらもマルイさんの定番と言える、ハイキャパ・シリーズ。
その中でもD.O.Rは、マルイ製マイクロプロサイト(ドットサイト)を装着出来るモデルになっています。
マルイ製ハイキャパはオリジナルデザイン・モデルですが、実銃のSTI社(現在のSTACCATO社)の2011シリーズを参考にしたスタイルで、ガッシリとした剛性感のある撃ち心地が特徴です。
ハイキャパと言うだけあって、マガジンは大きくガス容量もたっぷりなので、安定した射撃が楽しめますが、グリップが太くなるので若干握り難くい感じはあります。
ブローバックは、それほど強い味付けではないですね。
初心者にはフェザータッチ過ぎるかな?と思えるほどトリガーフィーリングが良く、サバイバルゲームからスピードシューティングまでマルチに使える逸品です。
ハードキック・ブローバックを楽しみたい
XDM-40
ブローバックガスガン
可変ホップアップシステム
全長 203mm
重量 745g
装弾数 26発
価格 16,800円 (税別)
元々はクロアチアのHS-Produkt社が開発したポリマーフレームオート「HS2000」を、スプリングフィールド・アーモリー社がアメリカでの販売権を買い取り、アメリカ人好みに大幅な改良を施し、2009年に発表されたのがXDMです。
まあ日本ではマイナーな銃をマルイさんはモデルアップ。
ブローバックエンジンに大口径15mmピストンカツプが採用されて、重くて鋭いブローバックが楽しめます。
実射性能や連射時のマガジンの冷えによる初速の落ち込みも、同じマルイ製ハイキャパと同等レベルと優秀な、隠れた逸品。
表面仕上げも綺麗な拘りのコンパクトキャリーピストル
V10ウルトラコンパクト
ブローバック ガスガン
可変ホップアップシステム
全長 180mm
重量 709g
装弾数 22発
価格 18,800円 (税別)
初速 60.91~62.53m/s (0.20gBB弾)
国内でも人気のあるV10ウルトラコンパクトをモデルアップ。
外観は今までとはけた違いに綺麗な仕上げで、刻印類もしっかり再現されています。
コンパクトながら重量感もあり所有する満足感が味わえるモデル。
個気味良いブローバックで撃ち心地も上々なのだが、コンパクトモデルゆえにマガジンも小型で、連射時の冷えに弱い。
初速も低めの設定にされている。
でも、電動ハンドガンもあり?
リアルな操作や作動、射撃時のリコイルショックが楽しめるブローバックガスガンですが、寒い季節や連射時には作動が不安定になるのがネックですよね。
リアリティは無くてもいいから、オールシーズン安定作動で使えるハンドガンが良いと言う方には、電動ハンドガンは如何でしょうか?
スライドは動かず撃ち心地は皆無で、マガジンも平べったくて雰囲気はありません。
しかし初速はブローバックガスガンと同等かやや低い程度。
集弾性はブローバックガスガンより同等以上で、いくら連射しても安定してますしフルオート射撃も出来る優れた実射性能。
電動だからランニングコストも良いです。
ゲームでの勝ちに特化したハンドガンです。
マシンピストルにもなる勝つための電動ガン
HK45
セミ・フル電動ハンドガン
可変ホップアップシステム
全長 200mm
重量 685g
装弾数 30発
価格 16,800円 (税別)
実銃は、ドイツのヘッケラー&コッホ社が2007年に開発した45口径のポリマーフレーム・オートです。
電動ハンドガンの外観は、ブローバックガスガンと同じ位のクオリティでチープ感は無いですね。
アンダーマウントレイルを装備していますし、オプションのマズルアダプターを装着する事で、サプレッサーやドットサイトも搭載できる高い拡張性もあります。
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パワーソース「ガス」の今後
環境問題や地球温暖化に対する規制が増々厳しくなっていますが、これは一般的なガスガン用ガス「HFC134a」「HFC152a」の代替フロンガスも例外ではありません。
年々徐々に生産が削減され、最終的には全廃と言う未来が待っています。
では、今までのガスガンは使えなくなってしまうのでしょうか?
いえ、そんな事はありません。
現在でも既に、マルイさんとS&Tさんからガスガン用ノンフロンガスが発売されていますし、今後も何かしら代替のガスが出てくる可能性もあります。
決してガスガンが使えなくなる事は無いです。
詳しくは「特集 エアガン用ガスの今後は?」でレビューしています。