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レビューで分かる[マルイ M92F ミリタリーモデル HG ]

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

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実銃のお話し

実銃のモデル92は1975年にイタリアのベレッタ社が開発した9mmパラベラム弾を使用するオートマチック・ピストルで、その後幾度となく改良が施され、92Fとなり1985年アメリカ軍に「M9」として制式採用されました。

軍や警察に採用された事によって、必然的にそれから後に作られる映画等でも露出がふえ、ダイハードやリーサルウエポン等では主役の愛銃として登場し、ますます有名になっていきました。
東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

 

東京マルイ M92FミリタリーモデルHG

コッキングエアガン

固定ホップアップシステム

全長   217mm

重量   389g (実測)

装弾数     22発

0.2gBB弾での初速   59.8~61.7m/s 

0.25gBB弾初速     49.6~49.8m/s 

価格   3,500円 (税別)
 

 

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

 

外観レビュー

実銃はスライドとアウターバレルがスチール製、フレームがアルミ製ですが、そんな冷たさが伝わって来そうな雰囲気を、エアガンのオールプラスチック製という中で意識したのかは分かりませんが、フレームとスライドで艶が微妙に違いがあり滑らかな表面がメタルっぽさを演出してくれてます。

ちよっとスライドがプラスチック感強めですが・・・。

今時のポリマーフレームオートとは、ひと味違う堅牢な質感が魅力的です。

刻印類は大人の事情で BERETTAの文字こそありませんが左右の刻印の雰囲気は凄く近いです。

まあ、クオリティ自体は それなり程度になってしまいますが。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

グリップ・パネルのマークも、実銃ベレッタの3本の矢からマルイは3本の剣に変わっていますが、雰囲気を壊さずシャレがきいてるデザインで良いと思います。

グリップ自体はボリュームがあって、指の短い私などは太いなあと感じるのですが、グリップ背面と手のひらがピタッとフィットするので撃つ時の安定感は、あります。

ただ、撃つたびにコッキングしないといけない、コッキングエアガンでは握り易さは影響してきますよね。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

アウターバレルの先端(2cm程度)マズル部分は別パーツになっているので、パーティングラインなどの成形痕等が無くマズル内側のライフリングも、クッキリ綺麗に再現されています。

アウターバレルとマズルの別パーツとのつなぎ目は、通常はスライドに隠れて見えないので、すっきり綺麗です。

インナーバレルはハイグレードらしく真鍮製で、実射性能に期待が持てますね。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

スライドのセイフティレバーは完全なモールドなので動きません。

その代わりに、実銃で言うスライドストップ・レバーがマニュアルセイフティになっていて、コッキングしてある時にレバーを上にスライドさせてセイフティ・オンにするとトリガーがロックされて、引けなくなります。

 

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

フロント リアサイトは、共にきっちり成形されているので、狙い難さはあまり感じませんが、ホワイト・ドットが入ってないので寂しいことは寂しい。

何か工夫して白を入れてみるのも良いかもしれません。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

コッキングしていない状態でトリガーを引くと、ハンマーが作動してダブルアクションのギミックを楽しめます。

まあ、トリガーは軽くて、パチン、パチンと遊べるだけですが。

因みにシングルアクションのギミックも楽しめます。

指でハンマーを起こしてトリガーを引くと、パチンとハンマーが落ちます。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

コッキングのスライド後退量は、他のコッキングモデルより多くよりリアル感がある。

ただ俊敏にコッキングしたい場合は、逆に不利か?

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

マガジンは、ほぼフルサイズで多少重量もあり、銃から抜くときもマガジンキヤッチのリリースボタンを押すと、スルスルと抜け落ちてきて気持ちいい。

ただマガジン・フォロアーの溝はないので、BB弾の装てんはマガジン・リップから無理やり押し込むタイプですし、何発装てんされているのか分からないのが不便な所ですね。

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

このコッキングM92Fは非公式ながら通常分解っぽい事が出来るらしいので、挑戦してみました。

これはホントに壊れやすそうなので、みなさん、分解するなら自己責任でお願いします。

まずテイクダウンレバーを90度回し下げるのですが、ここが第一の難関です。無理くりこのまま下げます。

固くてパキッと壊れそうな恐怖に耐えながら、エイッと下げます。
(ホントに割れるかも)

これでスライドは抜ける状態にはなっていますが、ただではぬけません。

スライドの最後部に指をあてて前に押したり、こねくり回してるとすこっと抜けます。

アウターバレル等はスライドから簡単に外せます。

ここまで来たらマガジンキヤッチのリリースボタンを左右入れ替え出来そうに思えてきましたが、どうも、もっと完全に分解しないといけないらしくパーツの加工も必要(未確認ですけど)らしいので断念しました。

実射


18才以上用のコッキングエアガンと言う事で、スライドのコッキングは重いのですが、丁度スライドに手をかける所に、モールドのセイフティレバーがあるので、そこに指を引っ掛けて引けるので他のコッキングモデルより、コッキングし易いですね。

ただスライドの引き始めは比較的軽くて、途中で急に重くなるので軽い引き心地に油断していると、手が滑ってコッキングを失敗します。

コッキングエアガンのトリガープル(引き金の引き心地)は固いものですがこのM92Fは固いながらもスムーズに撃てる方だと思います。

ところで、実射性能ですが、私の思い込みで手間な事に。

最初この銃はガスガンより威力は無いのだからBB弾は0.2gの弾が基本だろうと勝手に思ってしまって、実際0.2gのBB弾で撃ってみると強いホップで、弾が終始上昇しながら飛んで行きました。

10mの的当てでも、ホップで弾が上昇するので狙点を45cm程度も下げて狙わないと的の中心辺りに飛んでいきません。

天下のマルイ製なのに、どうしてなんだ?と嘆きながらこの銃に付属していた、少量のBB弾の箱をみるとなんと!0.25gBB弾と書いてあるではありませんか。

付属の紙にも純正の0.25gBB弾を使えと書いてある~。

説明書はちゃんと読みましょうね。

で、気を取り直して0.25gBB弾で撃ってみると、まあそれでもホップはやや強めですが、狙った少し上辺りをすぅ~っと飛んでいきます。

劇的に狙って撃てるレベルになりました。

10mの的当ても狙点修正が20cm位に縮まりましたし0.05g違うだけでこんなに差が出るなんて驚きであります。

集弾性は0.2gでも0.25gでも同じ位で良いですね。

ただ0.25gBBでもホップは良く掛かっているので飛びは抜群ですが

初速はかなり落ちるので、見た目遅く感じるかもです。

距離 10m 2cm刻みの円 0.2gBB弾10発

距離 10m 2cm刻みの円 0.25gBB弾10発 

東京マルイ M92F ミリタリーモデル HG コッキングエアガン

マルイのコッキングエアガン・シリーズの中でも、このM92Fは
稼働パーツも多いし、ギミックとは言えトリガーアクションも楽しめるし
名実共にハイグレードタイプと言えます。

コッキング・ハンドガンを選ぶならなら、まず最初に
候補に入れるべき銃ではないでしょうか



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