ボルトアクション・コッキングエアガン
可変ホップアップシステム
全長 950mm/1、135mm(サイレンサー装着時)
重量 2、090g
装弾数 30発
価格 25,800円 (税別)
実射性能では定評のあるマルイさんが、満を持して登場させたボルトアクションエアライフルがVSR-10。
実銃のレミントンM700あたりとそっくりなデザインですが、まあマルイさんオリジナルと言う事で。
その後に、発射時の作動音とブレを極限まで抑え込まれた「プロスナイパーバージョン」のバリエーションモデルとして、「プロスナイパーGスペック」が登場しました。
専用サイレンサーを装備、更なる消音スナイピングを実現しサイレンサーを外せば、近接戦闘時、取り回しの良いスナイパーライフルとして使える等、様々なシチュエーションに対応したゲーマー仕様カスタムモデルです。
まあ、ベースモデルより銃身が短くなって、性能的に大丈夫か?という心配はありますがね。
で、Gスペックの最大の特徴はこのサイレンサー。
コッキングエアガンなんだから、もう少し短くても支障は無さそうなもんですが ビジュアル的にはカッコイイですね。
それから、取り付けネジがマルイさんではお馴染みの14mm逆ネジではなく正ネジ。なんで?
そして集弾性を左右するインナーバレルは、Gスペック専用真鍮製精密バレルが 採用されています。
アウターバレルとレシーバーはアルミダイカスト製で剛性感があり見た目の雰囲気も良いです。
アウターバレル左側には、それっぽい刻印が。
そのもう少し前方に、ひっそりとホップアップの調節レバーがあります。
プラ製のストックはそれなりですが、軽量なのでゲームなどではこのままで良いのでは。
で、レシーバーの上には、20mmマウントレイルを標準装備。
VSR-10ではフロント・リアサイトが付いていて、マウントレイルは別売でしたが スナイパーライフルなら光学機器つけるやろ~、という事なのか Gスペックでは光学機器装備前提
(まあ、VSR-10もそうなんですけど)。
フロント・リアサイトは付属していないので、購入したままの状態では「狙って撃つ」という事は出来ません。
全長が短いライフルなら、スコープもコンパクトな物が似合いますよね。
装着してみたのは、マルイ製イルミネーテッド・ショートズームスコープ。
ん~なんだかタクティカリ~。
スコープ前部のフードを外して、付属のクイックキャップを装着するとこんな感じ。
ベースのVSR-10から変更された物は、まだあります。
ボルトハンドルは、Gスペック専用の形状の物に。
ボルトを引く際には、まずボルトハンドルを上に起こしますがこの角度もVSR-10の90°から60°と少なくされ、クイックな操作性にされています。
あと、別売だったスリングを取り付けるためのスリングスイベルも標準装備になっています。
でもマルイ純正のバイポット(他社のバイポットでも)を装着する場合は、せっかく 付いている、前側のスリング・スイベルを分解しないといけないので、少し面倒。
そして代わりにバイポットのベースを取り付けます。
そのベースにバイポット本体を装着すれば完成。
バイポットのベースには、スリング・スイベルも付いているのでスリングも付けられます。
マルイの電動ガンあたりなら、ホップアップの調整ダイヤル等は通常は見えない様にされていますが、VSRは小さく目立たないけどそのままの所にあります。
まあ、隠せる場所も無いですし、一発に賭けるスナイパーライフルだからこそ素早い調整重視といった所でしょうか。
ホツプアップ調節レバーをスライドさせると、細かいカチカチ感があって微調整し易いですね。
適度に重いので、勝手に動いてしまう事も無さそうです。
ホップ無しから最強まで、だいたい2cm弱の移動量です。
マガジンの装弾数は30発と、スナイパーライフルとしては、十分。
ローダーが付属していないので、BB弾の装てんは一発づつ指でいれるか・・・、
でもマルイのBBローダーがあればガチャガチャと一機に装てん出来て便利ですよね~。逆に何も付属してないなんておかしい!!
えっ? Gスペック選ぶ人ならBBローダーぐらい持ってるだろって?
まっまあ、確かに・・・・・・。
マニアル・セイフティはボルトレバー後部にあります。
セイフティにするとトリガー(引き金)がロックされて動きません。
ちなみに、セイフティ状態でもボルトはロックされないのでボルトをコッキングして、いつでも発射出来る状態にまでもっていく事はできます。
初めてVSR-10のボルトをコッキングした時の驚きは、今でも忘れません。
なんて軽くてスムーズなんだ!!と。
遠い昔・・・・つづみ弾時代の、ただパワーのみで弾を飛ばしてた時代のボルトアクションライフルからすると、こんなんで18才以上用エアガンのパワーがあるのか?と疑っちゃうほど軽いですね。
軽いだけでなく滑らかなボルトの引き心地は、「上質」といえます。
また、スコープを覗きながらのボルトのコッキングも、何かと干渉することもなく、全くスムーズに行えます。
これって結構大事な事だと思います。
ホップは最弱にしてあったので、コッキングして弾をチャンバーに送り込むと何も引っ掛かりが無いのか、銃口を下にすると、ポロポロこぼれてくるので早速ホップ調整を。
まあ調整と言っても、安定感のあるマルイ製ですから数発も撃てば完了ですがね。あとは好みの領域ですから。
適正ホップ状態で初速をはかってみると、86.77m/sとマルイ製電動アサルトライフル辺りと同レベルで普通な感じ。
予想ではもう少し上だと思ってたので、以外でした。
今、真夏だから?・・・・・そんなに影響しないか。
でスコープのゼロインを。ゼロイン調整も集弾性の良い銃ほど楽しいひと時になりますよね~。
カチカチっとスコープのダイヤルを回す度テンションも上がります。
集弾性は、「さすがマルイのスナイパーライフル」と唸らせる素晴らしいもの。
同じマルイ製の電動ガン辺りとの格の違いを見せつけんばかりの凄さ。
ノーマルVSR-10より短い銃身という事を感じさせない精密さが良いですね。
ベチッという発射音も、サイレンサーを装着すれば、静かなボシュという音に変わって、静音性もばっちり。
屋外で少し離れたら、発射音なんて聞こえないんじゃあないかな。
あと、これだけ精密射撃が出来る銃だと、使用するBB弾も重要になってくるのですが、我が家にあるので一番良いやつはベアリングバイオ・パーフェクトヒット0.25gなので、今回はこれを使用です。
もっと良いBB弾をつかったら、もっと凄い集弾になったかもしれませんね~。
フルオート信者の皆さまも、たまには一撃必殺の世界にどうぞ。
マルイ・ショートズームスコープ最大の9倍にすると、距離12mでA4サイズの的紙が、これくらいに見えます。
これだと着弾確認もよく見えて、撃っていて楽しいですな。
距離12m 半径2cm刻みの円 0.25gBB弾10発
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