CO2ガス・ブローバックガスガン
可変ホップアップシステム
全長 220mm
重量 670g
装弾数 15発
価格 21,780円 (税込み)
3ヶ月内部パーツ破損・ガス漏れ無償修理保証付
タニオコバと、国内で中華エアガンを販売しているBATON airsoftとのコラボモデル、第二弾。
第一弾はM-9なんですけど、ガバメント系好きの私としては、まずこちらを。
その特徴は、BATON既存のM-45 CO2ガスブローバックモデルに、特許取得のタニオコバ製CO2バルブを装備し、耐久性や安定性を向上させ改造防止策等を施し、STGA(全日本トイガン安全協会)の認定を受けたというモデル。
実銃のM-45A1は、M1911系好きの海兵隊で使われていたMEUピストルの後継として正式採用された銃で、色はFDE(フラットダークアース)。
じゃあ、ブラック色は何かというと、M-45のベースとなった民間モデルで正式には、Colt Combat Unit Rail Gun という名前。
で、今回のBM-45ブラックモデルはと言うと、ん~スライドの刻印とグリップ全面を見る限りではM-45仕様かな。(Colt Combat Unit Rail Gun はグリップ前面に
セレイションが入ってます。)
トリガーはスリーホールタイプなのでColt Combat Unit Rail Gunぽい。
でも実銃の写真を検索してみれば分かりますが、色々なタイプの実銃が存在するので、絶対これが正解っていうのが分かりにくい~。
で、早速コラボBM-45を見てみると、外観は樹脂製の生地そのままで塗装なし。
ただツルツルとしたプラスチック感丸出しでは無く、粗いザラザラとしたもの。
じゃあリアルなんですかと聞かれれば、そうでもないところが微妙な感じ。
リアサイト等の金属パーツは、若干塗装が弱いのか購入して間がないのに、すでにエッジが剥げ気味
フレームやスライド上部のパーティングライン(プラスチックの貼り合わせ痕)は未処理。
フレームは置いといても、スライド上部は目に付く所なので、何とかして欲しかった。
と・・・文句が多くなりましたが、今回世代交代モデルと言う事でウエスタンアームズ製 MEUピストル・ミッドモデルを並べてみました。
ノバックタイプのリアサイト、ホールハンマー、ビーバーテイル、アンビタイプ、サムセイフティ等似通っている所もあり、一方スライドセレイションの縦筋の間隔が広くなり、アンダーマウントレイルが装備され、グリップにはG10グリップが採用されています。
G10グリップは、積層したガラス繊維を削り出しで成形したもので、削る度合いにって浮かび上がる模様が美しいグリップです。
見た目だけでなく、機能的にも非常にグリップ力が高いと聞きますが、私はまだ実物にお目にかかった事が無いので。
勿論このコラボBM-45は、プラ製グリップにプリントを施して再現している物ですが、マガジンキャッチ・リリースボタン付近の模様が、一番削り出しの特徴が分かり易いかな。
ホップアップの調節は、スライドを外して行います。
マルイ製の様にチャンバーの横にダイヤルがあるのですが、若干ダイヤルが小ぶりでギザギザの山も低いので少し回し難いですが、頻繫に使うものでもないので、そう気にならないかな。
スライドストップ・ノッチの削れ対策は、無いです。
ただ単にしてないのか、素材に強度が有るからなのか分かりませんが、今のところ変形や削れは無いですね。
アウターバレルは金属製で、改造防止のために矢印部分的に穴が開けられています。
インナーバレルは黒く塗られていて、目立たなくて良いです。
写真はCO2ガスボンベとBB弾を装てんしたもの。
私はマルシン製のボンベを使ってます。
BB弾はマガジン・フォロアーを下げて、上部のリップ部分から一発ずつ装てんするオーソドックスなもの。
フォロアーの溝はマガジン前面ではなく、左サイドにあります。
実銃と同じシングルカラム(単列弾倉)で、装弾数は15発と国産同種類の物と比べるとちょっと少なめ。
CO2ボンベの装着は、マガジン左サイドからボンベをはめてでっかい六角レンチでマガジン底面のネジを締め、ボンベを上に押し上げます。
すると上部の突起状の管がボンベを突き破り貫通します。
CO2ボンベ用マガジンに共通して注意が必要なのは、管がボンベを突き破る時に僅かにガスが漏れるのですが、その音に恐れて、必要以上にネジを締めあげてしまう事です。
そうするとパッキンの痛みが激しくなり、ガス漏れし易くなってしまいます。
ネジを締めるときは、ガスの漏れる音がしなくなるまで一気に締めればOK。
その後の不必要な増し締めは禁物です。
マガジンは改造防止のため自分で分解出来ない様になっています。
なので自分でガス漏れ等の修理してる方とかは不便なのですが購入三ヶ月まで、無償修理保証が付いています。
さらに一週間以内のガス漏れなら、Gunsmith BATONが送料負担してくれます。
三ヶ月以内なら片道分の送料を負担してもらえます。(2020年2月現在)
手にとってまじまじと眺めてみると、金属パーツの色合いも揃っていてそんなに悪くないなと思ってしまう。
ただ何故かマガジンベースだけは、テカテカ塗装でここだけ違和感があります。
まあ、敢えてなのかも知れませんが。
プラスチックにプリントを施したグリップは、やはり滑りやすく雰囲気重視と言ったところですが、これはしょうがないですね。
どうしてもグリップ感に拘るなら、同じCO2ガス・ブローバックハンドガンでパックマイヤーふうラバー・グリップを装備しててMEUピストルとM45A1を足して2で割った様な
Carbon8のM45CQPの方をお勧めしますが、これではM45A1や
Colt Combat Unit Rail Gun ではなくなってしまいます。
G10グリップでこそ、ですからねえ。
スライドの操作感は、マルイ製の様にスムーズで作動も問題なし。
スライドを引いた後の、戻りのしっかり感は心地良い程です。
肝心のリコイルショックですが、これは強烈で通常のガス・ブローバックモデルとは比べ物になりません。
その撃ちごたえをCarbon8のM45CQPと比べてみると、ショックの感触が若干違いますが同等といえます。
一本のボンベで撃てる数も、マガジン4本分程度とこちらも同じ位。
BB弾の飛びもフラットに真っ直ぐ飛んでいきます。
今は一年で一番寒い時期ですが、さすがガス圧の高いCO2と言ったところ。
それでも連射すると寒さの影響を感じますが、この時期にブローバックガスガンを苦も無く楽しめるなんて、良い時代です。
と、気持ち良く撃っていたのですが、ここでアクシデント発生。
ターゲットペーパー 一枚目を撃ち抜いて、マガジンにBB弾を補給中数発装てんした時にマガジン・ホロアーが、押し下げていた指からすべって勢い良く上昇。
その瞬間、マガジンリップの片方が跡形もなく破損してしまいました。
終了。
あまりにも簡単に割れてしまった事に、啞然としてしまいましたがまあ、もう一発も撃つ事が出来ません。
なのでターゲットペーパー一枚だけ。初速も測ってなかったのに。
後でBATON airsoftのウエッブサイトをみてみると
「BM-45のマガジンリップは割れやすくて申し訳ございません。
製造メーカーと対策を協議中」とありました。
ん~知っていれば慎重に操作してたのにい~、残念。
マガジンリップ部分のパーツも、入荷が一ヶ月後との事で予約注文して・・・・・テスト終了です。
距離7m 半径2cm刻みの円 0.2gBB弾10発
約一ヶ月後にパーツが届きました。
早速交換してみます。
交換自体は簡単で、まず何か細長い工具で2つあるピンを押し叩いてぬいてやります。
するとマガジンリップとマガジンリップガスケット、それとマガジン・フォロアーが外れます。
すぐさま、新しいマガジンリップに取り換えて組みなおして、ピンを打ち込めば・・・・
完成、早速BB弾を装てんして試射して終了。